2006年04月21日

分散を考えてリスクを減らそう!

 分配金の話はこのくらいにして、郵便局の投資信託である「野村世界6資産分散投信」の特徴でもある分散の話をしましょう。

 まず、分散を考える前に、分散の反対を考えて見ましょう。集約された投資とはどんなものでしょうか?

 さて、皆さんは、エンロンという会社をご存知でしょうか?2000年には全米売り上げ第7位となった総合エネルギー取引とITビジネスを行う企業でしたが、2001年には不正会計疑惑を端緒に12月に事実上倒産した企業です。

 エンロンの社員は、アメリカの年金プログラムである確定拠出型年金 401(k)で自社株を積み立てして(させられて)いたようです。

 確定拠出型年金ってなんでしょうか。一般的に年金は運用利率がきまっていて、年金の運用の成否にかかわらず、一定の金額をもらうことができます。これを確定給付年金といいます。企業年金の場合、運用が失敗した場合でも一定の金額を払わなければなりませんので、年金支払い時に追加負担する可能性があります。

 一方で掛け金の金額だけ決まっていて、個人の責任で運用し、運用が失敗しても自己責任なのが、確定拠出年金です。企業からしてみれば、積み立て時に一定の金額を支払えばよいので、資金の目処がつきやすいというメリットがあります。

 話がそれましたが、エンロンの社員が行っていたのが、究極に近い投資の集約じゃないかと思います。
 つまり、会社がつぶれたら、お金の面で人生が成り立たなくなりますよね。
 えっ?私の会社はつぶれない? ちなみにエンロンは1996年から6年連続で『フォーチュン』誌の「アメリカで最も革新的な企業」に選ばれる優良企業でした。備えあれば憂いなしです。

 簡単に言えば、分散はエンロンの社員と反対のことをやればよいのです。

 つまり、自社株よりライバル会社の株式。それよりは、違う業種の株式。日本じゃないアメリカ、ヨーロッパの株式。先進国じゃない新興国の株式。株式じゃない不動産、債権、商品、絵画 etc.etc....

 こうやって考えると分散って簡単だと思いませんか?



このブログの内容にもの足りない方は・・・
   中級者向け姉妹サイト 投資のネタ帳へどうぞ




posted by フール at 22:59| Comment(0) | TrackBack(2) | 郵便局の投資信託 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月19日

基準価格を誤解していませんか?(訂正)

 今日のトヨタの終値は6650円ですが、6650円持っていてもトヨタの株は買うことができません。

 なんだか、一休さんのトンチみたいですが、これは単元株という制度があるからです。トヨタの単元株数は100株ですので、6650円×100株で66万5千円単位でしか購入することができないんです。

 もし今あなたが日本株を20銘柄程度に分散して所有しようとしても、平均50万円として1000万円が必要になります。
 また、お笑いで有名な吉本興業は、300万円以上ないと株式を所有できません。

 そんな困ったあなたに投資信託! なんです。

 郵便局で取り扱っている「野村世界6資産分散投信」は、1万円以上なら1円単位で高度に分散された投資することができます。

 ここまで読んで、あれ? おかしいぞ?と思ったあなた。

 正解です。この投資信託は基準価格に関係なく1万円以上ならいくらからでも買うことが出来るんです。

 じゃあ解約は1口単位だから、基準価格が4万円になったら困るんじゃない?と思ったあなた。なかなかするどい。

 しかし、ここでいう1口は基準価格の4万円ではなく、当初の1円=1口ですので、4円単位ということになります。困ります?

 ですから、郵便局の投資信託の場合は、特に定期収入のある若い世代にとっては、分配金は「百害あって一利なし」と断言します。(もらえるとやっぱりうれしいですけどね。) 追加:販売単位はそれぞれの投資信託の目論見書で決められていますが、販売単位は販売会社が決めるとされている投資信託も多いです。そして証券会社で購入する時は、残念ながら販売単位を1万口としている場合も多いようです。
posted by フール at 23:06| Comment(8) | TrackBack(0) | 郵便局の投資信託 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。