2006年05月08日

相性の良い投資先を組み合わせる(相関係数って?)

 分散投資を行うときは、投資対象同士の相性を考えると低いリスクで高いリターンを得ることができます。

 この相性を数値化したものが「相関係数」と呼ばれるものです。

 2つの投資対象の相関係数が+1であれば全く同じ動きを、0であれば関係ない動きを、-1であれば全く逆の動きをすることをあらわしています。

 ですから、もしあなたが外国債券(例えばグローバルソブリン)を持っていれば、相関係数の最も低い日本株式(例えばTOPIX)を所有すれば、効率的にリスクを下げることができることが前回の表からわかります。

 さらに、グローバルソブリンだけを持っている人に朗報!
 グローバルソブリンだけ持っているより、リスクを下げ、かつリターンを上げる方法があるのです。

 ヒントは、下のグラフ。答えは次回のお楽しみということで。

フックチャート.JPG



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posted by フール at 21:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 郵便局の投資信託 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月28日

分散の基本(リスクってなに?)

 分散を考えるときは、リスクとリターンの関係を学ぶ必要があります。

 まず、厚生年金基金で使われているそれぞれの投資先の1970年から2001年のデータから見てください。

無題.JPG

さて、この表の内容が分かる方は、すごい!このブログを読まなくても大丈夫です。

まず、期待収益率。これが一番簡単です。これは平均して1年どの位リターンが見込めるのかということです。
例えば、国内株式を10年間保有すると期待されるリターンは、1.07の10乗(複利ですから)で 1.97倍になることが期待されます。
意外と外国債券が低いのは、やはり円高が影響しているのでしょうね。

次に、標準偏差。この辺でアレルギーを起こす方も多いでしょう。
国内株式の期待収益率から±標準偏差を計算すると31%(7+24)から-17%(7-24)になります。
簡単に言うと約7割の確率で1年間に国内株式はこの変動の範囲に入るということを示しています。
ちなみに期待収益率から±2×標準偏差を計算すると55%から-41%になりますよね。
これはこの範囲に95%の確率で入ることをあらわしています。

言い換えるとあなたが今、国内株式に100万円投資したとします。
1年後に15%(100-70の半分)の確率で83万円以下に、2.5%(100-95の半分)の確率で59万円以下になってしまう可能性があるということです。

日本株だけに投資することはこれだけのリスクがあるということをまず認識する必要があります。
そして、これは日本株全体に投資した場合ですので、個別株に投資する場合はもっと変動が大きくなる可能性があります。

私はこうなった時に耐えられなければ投資する資格がないといっているわけではありません。こうならないようにリスクを下げることを考えるべきだといっているのです。

そして効率のよいリスクの下げ方には、投資対象同士の相性があります。それが、「相関係数」です。これについては、次回お話します。



posted by フール at 21:04| Comment(4) | TrackBack(2) | 郵便局の投資信託 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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